小児皮膚科診療

皮膚疾患は、症状がよく似ていても実は全く想像していたのと違う病気だったということがよくあります。特に小さなお子さんは、成人とは大きく違った様々な皮膚所見が見られ、にきび(新生児ざそう)や乳児湿疹、あせも(汗疹)やじんましんなど、育児をしていると必ずと言っていいほど何かしらの皮膚症状を目にします。
当院でも非常に多くのお子さんから皮膚症状についてのお悩みをお受けしています。そこで、当院では小児科に加え、小児皮膚科を専門とする皮膚科診療を行います。おむつかぶれや乳児湿疹など小さなお子さんの一般的な皮膚のお悩みだけでなく、アトピー性皮膚炎や各種のあざ、ほくろ、そのほか爪や髪のご相談なども含めて、小児皮膚科領域の専門的な診療も行います。

皮膚疾患は治療も大切ですが、皮膚を清潔に保ったり、室内や入浴時の温度調節を適切に行ったりして、日々の生活を見直すことも早くきれいに治すためにはとても大切なことです。当院では、症状に合わせてお薬を処方するのはもちろん、日常生活で気を付けるべきポイントやお薬の使い方の指導などを丁寧に行っています。

皮膚についてお悩みがございましたら、お気軽にお越しください。お子様の受診に合わせてお母さんの皮膚トラブルについて診療することも可能ですので、お子様の受診の際にご相談ください。

主な診療内容

  • 新生児痤瘡、新生児中毒性紅斑、一過性新生児膿疱黒皮症など新生児期特有の皮膚疾患
  • 脂漏性湿疹、おむつ皮膚炎、乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、小児乾燥性湿疹、接触皮膚炎など種々の湿疹・皮膚炎群(離乳食を進めるにあたりご心配な方もご相談ください。)
  • 特発性蕁麻疹、物理性蕁麻疹などの蕁麻疹、および小児ストロフルスなどの痒疹
  • 脂腺母斑、母斑細胞母斑、スピッツ母斑、太田母斑、蒙古斑、ポートワイン母斑、若年性黄色肉芽腫、皮様嚢腫、皮膚肥満細胞症、毛母腫など種々の母斑、腫瘍
  • 多形紅斑、結節性紅斑などの紅斑症
  • 滴状乾癬、毛孔性苔癬、ジベルばら色粃糠疹など種々の角化症
  • 先天性皮膚欠損症、小児腹壁遠心性脂肪萎縮症などの皮膚形成異常症・萎縮症
  • 乳児寄生菌性紅斑、伝染性軟属腫、癜風など種々の感染性疾患
  • 脱色素性母斑などの色素異常症
  • 汗疹、先天性示指爪甲形成異常症、円形脱毛症など皮膚付属器に関連する各種疾患

そのほか、全身疾患に伴う皮膚症状なども含め、お子様の皮膚のあらゆるご相談をお受け致します。

皮膚科診療時間

毎週金曜日 12:30~15:00

受診方法

持ち物

  • 保険証
  • 医療費受給者証(お子さんが受診される場合)
  • 診察券(当院の受診がはじめての方はご来院時に発行いたします。)

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